明石のタコ釣りに行ってきた

明石のタコ釣りに行ってきた

季節が流れるの早く、ついこの間正月だったかと思えば、和歌山はもう梅雨入りしている。
そんな梅雨時期真っ只中に僕たち夫婦は明石にタコ釣りに行ってきた。

奥さんのtwitterの知り合いに誘ってもらい、成人してから初めての船釣り&タコ釣りに行くことになった。

この記事は明石のタコ釣りに行った感想を僕の主観で書いている。

集合時間は午前4時

船釣り。
それは釣り人が釣果を最大に期待する一種のお祭りのようなものである。
ちなみに僕は釣り初心者だ。
どこから玄人でどこまでが初心者なのかはわかっていない。

今回のタコ釣りは人生で初めてのことなので、紛うことなきタコ釣り初心者である。
そもそも明石に行くことが初めてだ。
深夜1:30に和歌山を出て、道中休憩をとりながら何とか4:00ギリギリに間に合った。

おそらく道を知っていれば、もっと早く着いたのかもしれないが、初めて行く場所はだいたいいつも迷う。
今回も危うく広島方面に遠征するところだった。

釣り人の数はお祭り並みに多い

指定された場所は丸松乗合船の駐車場だ。
車と人の数がお祭り並みに多く、早朝からこれだけ人が集まってる景色に非日常感を感じる。

ここにいる人はもれなく釣り人であり、皆いちように明石のタコを釣りに来ている。

後からわかったことだが、この日、600人以上が乗合船に集結していたそうだ。

酔い止めと体力作りは必須

僕たち夫婦は、とにかく体力に自信がない。
日頃キーボードとマウス操作以外していないからだ。

釣りへのお誘いがあったのは、5月の中頃だったと記憶している。
そこからは船釣りを楽しむために、筋トレとジョギングの毎日だった。

まさか釣りを楽しむために体力作りから必要になるとは…。
身体の衰えとは怖いものである。

それからの僕は走った。
隔日で2.5キロ走り、隔日で筋トレをした。
準備を怠るやつに勝利はない。

僕は幸運なことにそれを知っていた。
振り返るとこの判断は正しく正解だったと思える。

そして迎えた本番前日。
僕と奥さんは就寝前に酔い止めの薬を飲んで寝た。

僕たちが用意した酔い止めの薬は

  • 飲み薬のアネロン
  • ドリンクタイプのセンパア

この2種類だ。
就寝前にアネロンを飲み、乗船30分前にアネロンとセンパアを一気に飲み干し、乗り物酔い対策に万全を期した。
結果。船酔いすることに定評がある僕でも、一切の酔いを感じることなく釣りを思う存分楽しめた。

乗る前に
アネロン・センパア
飲んでおこう

釣り船の出発時刻は5:00

余談が長くなったが、これからが本番だ。
船に乗って仕掛けを教えてもらい、タコエギを付ける。
今回タコ釣りを教えてもらう人は、釣り番組などの監修も勤める方で、今まで出会った誰よりも釣りが上手い人だ。
明石はタコの資源を残していく活動をしており、その一貫でタコエギは半傘(針が360度ついてるとNG)、2段針はNG、付けるエギの数は2個までと定められている。
他にもルールがあるかもしれないので、明石にタコ釣りに行くまえにしっかり調べてほしい。

船は沖に向かって30分ほど走らせて、釣り場に到着した。
船頭さんのアナウンスで水深を教えてもらい、そこから底に向かってタコエギを送っていく。
ベイトリールは初めて使ったが、投げない限りはスピンニングリールよりも使いやすい。
糸フケがないので、隣の人と絡みづらい。

僕は釣りに行くと密かに、奥さんよりも早く釣ろうとがんばっている。
今回も同じように、
「奥さんよりも早く釣るで!!」
と一人息まいていた。

しかし、僕の釣り欲をタコのセンサーが感知してしまい、僕には全然かからない。
そうこうしているうちに、奥さんが僕たちの中で最初に釣り上げた。
今回も戦ってすらいない奥さんに負けた感覚を一人で味わっていた。

タコのアタリはわからないのである

僕はこの日、合計7杯のマダコを釣り上げた。
スタートこそなかなかかからなかったが、お誘いをくれた人が親切に教えてくれて、アタリや根がかりへの対処方法を理解していった。

「また根がかりやん!」

と根がかりを抜くため、思い切りシャクると重さが抜けない。
「あぁ…海藻が根本から抜けたんやなぁ…」

と思いながらリールを巻くとタコだった…

感覚的にはエギングで海藻を釣り上げている感じとほぼ同じだ。
アタリらしいアタリはなく、「ぬたぁ」と海藻がエギにかかったときと非常に似ている。

終始タコのアタリはわからなかったが、調子に乗っている自分がいたのは間違いない。
海藻かタコかわからないのに、

「乗ったぁぁぁっっ!!」

と叫びながら海藻を何度も釣り上げていた。
釣りに関わらず、調子に乗るのは良くない。
魚を乗せても調子に乗るなということだろう。
それを明石のタコが教えてくれた。

「乗ったぁぁぁっっ!!」という声が聞こえたら、
多くの釣り人は声のする方を向く。
つまり、多くの人に見守られながら、海藻を釣り上げていたことになる。
僕は今後「乗った」という言葉を釣りで使うことはないだろう。
少なくとも、釣りが上達するまでは。

明石のタコ釣りの釣果報告

釣りは5:00~12:00までと7時間。
最終的な釣果は僕が7杯で奥さんが5杯と上々の結果。

全体でも良いほうの釣果だったらしいが、最後までタコのアタリはわからなかった。
ビギナーズラックと教えてくれた人とタックルが良かったとしか言いようがない。

エギングでも釣果を上げたことはないので、エギで初めて釣ったのがタコになる。
船釣りの良さも十分分かった。
「釣れなくなったなぁ…」と思ったら、次のポイントに移動してくれる。
常にターゲットがいると思うと、集中力が切れることがないし、常に誰か釣り上げている。

ただ、陸の釣りよりも疲れることは間違いない。
釣舩を知ってしまったら、陸からの釣りの期待値の低さがよくわかる。
自分にはどの釣りが合っているか見定めて、これからも釣りを楽しんでいく。

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