XDが使えなくなる可能性があるから調べてみました
僕たちWEBデザイナーがホームページのデザインを作成するときに、絶対必要なUIデザインツールがあります。
- Adobe XD
- Figma
- Sketch
- Adobe illustrator
- Adobe Photoshop
多くの人はこれらのUIデザインツールを使用して、WEBデザインを作成しています。
ひと昔前はillustratorとPhotoshopを使っている人が圧倒的に多かったのですが、
現在ではAdobe XD、Figma、skecthが多数派です。
出典:UI Design Tool Growth
日本ではAdobe XDが多数派ですが、世界的にはFigmaがぶっちぎってます。
しかし、AdobeがFigmaを200億ドルで(約2兆8,700億円)買収したことにより、「XDなくなるんちゃう?」という声が上がってきました。
買収額もどえらい金額です。この金額を払ってでも買収したいというAdobeの本気が見えます。
もくじ
Adobe XDはなくなるのか?
Aster WorkではWEBデザインを作成するときにAdobe XDを使用しています。
「XDがなくなったらえらいこっちゃやで!!」
と一人慌てているのが筆者の中畑です。
Adobe XDがなくなるのか調べないと仕事もままならないので調べてみました。
Adobe XDはなくなると言われている2つの理由
- Adobe製品一覧からXDが消えた
- Adobeのアナウンス
AdobeがFigmaを買収すると発表したのが2022年9月。
2023年2月にAdobe製品一覧からXDが消えていることを確認しました。
製品一覧から消えたことにより、XD単体では契約できません。
Adobe CC(アドビコンプリートプラン)を契約すれば、XDを使用することはできます。
「Adobeの製品一覧にXDがないんやから、そりゃなくなるやろ」
と僕は思いました。これがXDがなくなると言われている最大の理由です。
さらに調べると、Adobeはこのようにアナウンスしました。
「Adobe XDについてはメンテナンスモードとすることを決定いたしました」
「現在Adobe XDをご利用のお客様のサポートは今まで通り継続してまいります」
メンテンナンスモードに入る=積極的なアップデートを行わない。
ということなので、新たな機能が登場したり、さらに便利になることはほぼないでしょう。
からくりサーカスの才賀勝は「進化の反対の言葉は無変化。」と言っていい
和歌山の偉人パナソニックの創始者松下幸之助は「現状維持は後退の始まり」と言っています。
僕の中では「XD・・・今まで本当にありがとうやで・・・」という気持ちになってます。
Adobe XD以外のUIデザインツールの選択肢
WEBデザイナーにとってUIツールは必須アイテムです。
XDが本当になくなるとしたら、次は何を使えば良いのか?
回答は人それぞれですが、Aster WorkではFigmaを使っていくことを検討しています。
- UIツール世界最大のシェアを誇るため、使えなくなる可能性が低いこと。
- Adobeが買収したこと。
- Adobe CCに追加されるかもしれない
この3つがFigmaの利用を検討している理由です。
Figmaを一から学習する必要はありますが、それはどのツールを選んでも同じことです。
それなら、もっともサービス終了しにくいツールを勉強したいと考えました。
できればXDになくなってほしくはありませんが、こればっかりはどうすることもできません。
何となくXDに後ろ髪を引かれ、Figmaの勉強に乗り気になれないこの頃です。
どうせだったらFigmaの有料プランをAdobe CCに追加してくれよぉぉぉぉぉぉ!
という心の叫びで締めたいと思います。