ホームページで良く使うフォント

ホームページで良く使うフォント

フォントの世界は奥深いですね。
フォントを変えるだけで、ホームページの雰囲気はガラリと変わります。

世界には数十万種類以上のフォントがあります。
日本語だけに限定すると、1000種類程度でしょうか。

とにかくフォントの種類は数えきれないほど多いです。
しかし、ホームページに良く使われるフォントはある程度決まっています。
ゴシック体ならこれ、明朝体ならこれ、みたいな感じのテンプレートがあります。

この記事はホームページでよく使われているフォントを紹介しています。

日本語フォントは大きく分けると2種類です

日本語フォントを大きく分けるとゴシック体と明朝体に分別されます。
他にも行書体や楷書体などもありますが、ホームページのフォントとして使うのは稀です。

ホームページでの使用が前提の場合は、ゴシック体か明朝体のいずれかを選ぶのが定番でしょう。

ゴシック体とは

ゴシック体とは、縦画と横画の太さが同じで、筆記体の起筆や終筆が省かれた書体です。
日本語では明朝体に比べて、読みやすく、速く読むことができます。
そのため、新聞や雑誌、書籍などの文章によく使われます。
また、ウェブサイトやアプリケーションのUIでも使用頻度が高いです。

ゴシック体は、15世紀にドイツで生まれたゴシック聖書が由来となっています。
ゴシック聖書は、ゴシック体で印刷された最初の書物であり、ゴシック体の普及に大きな影響を与えました。
ゴシック体は、明朝体に比べて、直線的で力強い印象を与えます。
そのため、力強さや信頼感を表現したいときに使われることが多く、
また、ゴシック体は明朝体に比べて、視認性が高いため、見出しやタイトルによく使われています。
ゴシック体は、日本語のフォントの中で最もポピュラーな書体と言えるでしょう。

次の章では代表的なゴシック体を紹介します。

ヒラギノ角ゴシック

ヒラギノ角ゴシックは、Mac OSやiOSデバイスで標準の日本語ゴシック体フォントです。
独自のカーニングや文字バリエーションにより、美しいフォントデザインとなっています。
書体のバリエーションも豊富で、ヘッドラインや本文など、様々なコンテンツに適しています。

游ゴシック

游ゴシックは、Windows 8以降で標準で提供されるゴシック体フォントであり、明るくてシンプルなデザインが特徴です。
幅広い文字のバリエーションがあるため、多言語サポートが充実しており、多様な環境で利用されています。
特に、ウェブサイトやアプリケーションのUIに適しています。

Noto Sans

Noto Sans(ノトサンズ)は、Googleが開発したオープンソースのゴシック体フォントです。
日本語を含む多言語に対応しており、様々な文字セットを網羅しています。ノトサンスの目的は、異なる言語や文字を統一的なフォントで表示し、インターネット上の言語の多様性を尊重することです。
多言語の対応が充実し、グローバルなプロジェクトやウェブサイトにおいて、多様な言語を統一的に表示することができます。

次の章では、代表的な明朝体を紹介します。

明朝体はゴシック体と比較して、読みにくい性質があるため、
そのため、明朝体の使用はホームページ全体ではなく、限定的な部分に使うことが多いです。

ヒラギノ明朝

ヒラギノ明朝は、Mac OSやiOSデバイスで標準の日本語明朝体フォントです。
滑らかな筆のタッチとクリアな書体が特長で、日本語の美しい組版を実現しています。見出しや本文に適し、視認性が高いです。
書体のバリエーションも豊富で、デザインに幅広いバリエーションを与えることができます。

游明朝

游明朝は、Windows 8以降で標準で提供される明朝体フォントです。
端正な書体と均整の取れたバランスが特徴で、文章が美しく整います。
日本語の読みやすさに優れ、印刷物やウェブページの本文に最適です。
また、細めのウェイトから太めのウェイトまで用意されており、デザインの自由度が高いです。

Noto Serif

Noto Serif(ノトセリフ)は、Googleが開発したオープンソースのセリフ体フォントです。
滑らかな書体と落ち着いた雰囲気が特長で、文章に温かみと重厚感を与えます。
日本語の読みやすさに優れ、本文や記事の表現に最適です。
多言語対応も充実しており、異なる言語を統一的なフォントで表現できるのが魅力です。

おそらく上記で紹介したフォントだけで、十分なホームページを制作できます。
ただし、文字を画像として使う場合はこの限りではありません。

画像でフォントを使用する場合は、ホームページを作る上でのさまざまな制約がないです。
そのため膨大な種類の中からフォントを選ぶことができます。

ホームページでよく使うフォントのあとがき

フォントを変えると雰囲気も変わります。
私は個人的にフォントの収集をするくらいフォントを見るのが好きです。
個性的なフォントには、「どこで使うねん!」と一人でツッコむことも多々あります。

ホームページで使うフォントの場合は、Noto Sansが個人的に好みです。
明朝体を好まれるクライアント様は多いですが、可読性が落ちるためあまりおすすめはしません。
読みにくい文章を好んで読む人は少ないですからね。
日本語ならNoto Sans、英字ならrobotoかMontserratを使えばOK!と断言できないのがもどかしいですが、
フォント選びに時間をかけるより、コンテンツ力を高めることに時間を使ったほうが良いのは間違いありません。

美しいフォントで、素敵なホームページを作成してくださいね。

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