WEBマーケティング用語をかんたん解説
WEBマーケティングを始めると、
「英語の略語多すぎやねん!」
と感じられる方も多いと思います。
僕もWEBマーケの勉強を始めたときは、KPIやKGIが似すぎやねん!と嘆いていました。
この記事ではWEBマーケティングで使われる単語についてかんたん解説し、テストではないので暗記する必要がないことをお伝えしています。
もくじ
WEBマーケの単語を覚える必要がない理由
単語は調べればすぐに出てきます。
僕たちのようなWEB業者なら暗記したほうが良いかもしれませんが、自社のマーケを運用するためであれば、まったく必要ありません。
単語を覚えていないのは、覚えるほど使っていないだけなので、WEBマーケの勉強と実践を積み重ねていけば必ず覚えます。
偉そうなことを言っている僕も、普段使いしていない指標については勉強不足の部分もあります。
WEBマーケの世界は英語と略語が目立ちますが、本質は利益を上げることなので、そこさえ見失わなければまったく問題ありません。
ただ、どんなときも文政は必要で、利益の増減理由を理解することをおすすめします。
次の章からは、数ある指標の中から利用頻度の高いものを紹介しています。
費用対効果を測定するのに役立つ指標
ROI(Return on Investment)
読み方「あーるおーあい」
投資利益率を測定できる指標。
特定の投資によって生み出される収益や利益と、その投資に要した費用との比率を表します。
ROIは、投資がどれだけ効果的かや収益性があるかを評価するための指標として使用されます。
個人的にかなり利用しています。
ホームページ制作費を広告費とみなし、広告費1円あたりいくらの収益を上げたか確認するのに使用しています。
ROIの計算式
ROI = (収益 – 費用) ÷ 費用
ROAS(Return On Advertising Spend)
読み方(あーるおーえーえす)
広告費用対効果を測定できる指標。
広告に費やした費用に対してどれだけの収益が生み出されたかを評価するために使用されます。
ROIと似ていますが、ROIだけでは広告費用に対する売上が算出しにくいです。
Google広告に出稿した際は必ず使用しています。
ROASの計算式
ROAS = 広告による収益 ÷ 広告費用
これらの指標は、広告を出稿した際によく利用されています。
自社広告の回収率が不明な場合は、しっかり把握してから広告出稿のテコ入れを行うことをおすすめします。
目標設定に役立つ指標
目標設定を行う場合役立つ指標を紹介します。
SMART目標
SMARTはSpecific(具体的な)、Measurable(測定可能な)、Achievable(達成可能な)、Relevant(関連性がある)、Time-bound(期限がある)の頭文字を表します。
目標をこれらの要素に基づいて具体的に設定することで、明確な方向性や評価基準が得られます。
KPI(Key Performance Indicators)
冒頭でも少し触れました。
主要業績評価指標は、特定の目標や戦略の進行状況を測定するために使用される指標です。
例えば、売上高、利益率、顧客獲得数、顧客満足度などがKPIとして設定されます。
KGI(Key Goal Indicators)
特定の目標や戦略の進捗状況を測定するために使用される指標です。
KGIは、組織やビジネスの主要な成果やパフォーマンスを定量的に評価する役割を果たします。
CAC(Customer Acquisition Cost)
顧客獲得費用は、新たに獲得した顧客1人あたりに要する費用を示す指標です。
CACはマーケティング効果や収益性を評価する際に重要な役割を果たします。
指標は全て覚える必要はありませんし、良く使用するものと、ほぼ使わないものがあります。
自社のWEBマーケに必要な部分だけしっかり習得すれば、まったく問題ありません。
この中でも多くの企業で使用するのはKPI、KGI、CACです。
WEBマーケ用語をかんたん解説のまとめ
WEBマーケの単語はもっとたくさんあります。
今回は、使用頻度の高い指標を重点的に紹介しました。
個人的には単語を覚えるよりも実践をたくさんこなしたほうが収益が上がりやすいと感じます。
勉強をせずにWEBマーケに取り組んでもあまり成果は上がりませんが、勉強ばかりでは利益になりません。
トライアンドエラーを繰り返し、確度を上げていくのが最短で成果を上げる方法だと思います。
インプットとアウトプットの比重をアウトプットよりにすることをおすすめします。