ホームページはCVR(コンバージョン率)が全てです

ホームページはCVR(コンバージョン率)が全てです

僕たちホームページ制作会社は、サイトを作るときに必ず目標を設定します。
サイト訪問者にこんな行動をしてもらえたら最高です!というゴールを決めます。

  • 「お問い合わせをしてもらう」
  • 「電話をしてもらう」
  • 「資料請求してもらう」
  • 「商品を買ってもらう」

などがゴール=コンバージョン(CV)です。
もちろん事業者様ごとにコンバージョンの内容は変わりますので、上記は一例です。

例えばWebサイトに100人の訪問があり、そのうち5人が商品を購入した場合、CVRは5%となります。
CVRとはコンバージョン率を指します。

この記事では、ホームページにおけるCVRの重要性について説明しています。

目標達成に必要なCVRを算出する

例えば、月間売上目標を100万円と決めます。
ユーザーの平均購入金額を1万円とします。
その場合、月間売上目標を達成するためには、100回のCVが必要です。
自社サイトへの流入が月間1万とした場合、必要なCVRは1%となります。

目標を設定するために、まずは月間サイト訪問者数とCVRを調べる必要があります。
現状把握から始めて、月間売上目標とサイト訪問者数、CVRが解離していないか確認してみてください。

CVRの平均値はどれくらい?

CVRの平均値はアメリカのContentsquareがリサーチした結果を公開しています。
2021年のデータでCVRの平均値は1.82%となっています。

この調査は日本を含めた世界25か国、460億のユーザーを対象にした非常に大規模なものです。
僕たちのような和歌山の一企業の場合あまり参考にならないかもしれません。
運動会と世界陸上を比較するような感じです。

コンバージョン設定は業界や業種、会社や地域ごとに異なるため、一概に平均値を出せないというのが僕の見解です。
和歌山は地方都市ながら人口あたり中小企業の数は日本有数です。
大変喜ばしいことですが、それだけ同業他社が多い地域特性があります。
ということは、和歌山は他の地方都市に比べて競争率が高いということです。

和歌山の平均CVRは〇〇%です!と無責任に明言できません。
今までの経験から良くて3~4%と言ったところが現実的なラインです。
これ以上のCVRを求める場合、リスティング広告も必要になります。
リスティング広告を使えば、確度の高いサイト訪問者が増えるため、CVRは1%程度上がる場合が多いです。

CVRが低い原因を追及しよう

例えば、ホームページをリリースした直後はCVRが低くてもある程度仕方ありません。
しかし、1年2年と運営を続けても、CVRが1%程度ならばホームページ全体のテコ入れが必要です。
CVRが低い原因は、ユーザーを上手くCVに導けないことが多いです。

どういう動線を辿ってユーザーはCVしているのか見直す必要があります。
具体的にはボタンやリンクの位置が間違っている、設置数が少ない、説明がわかりにくい、などがよくあるパターンです。
とは言っても一概に「これが原因!」とは断言できません。
お付き合いのあるホームページ制作会社に改善を求めると適切なアドバイスをいただけると思います。

ホームページはCVR(コンバージョン率)が全て!のまとめ

コンバージョン率を高めるには、日頃のアクセス解析をきちんとすることがポイントです。
アクセス解析を毎日していると、わずかな変化にも気付きやすくなります。
まずは自社のCVRを調べ、月間売上目標と解離していないか確認してみてはいかがでしょうか。

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