和歌山でHP制作に使える補助金【2026年10月・公式確認版】
※この記事は2026年10月1日時点で、各制度の公式ページ・公募要領を確認して書き直しました(以前は令和5年度の和歌山県「販促ツール作成支援補助金」を紹介していました)。
2026年10月時点で、和歌山の事業者がホームページ制作に使える可能性があるのは、国の「小規模事業者持続化補助金」です。ただし、ホームページ代だけでは申請できず、使える金額にも上限があります。
先日、補助金の話をしたお客様が「75万円分のサービスを25万円で使えるのは、すごくありがたい」と喜んでいました。同時に「でも採択されるのは半分くらいなんでしょ?」と気にしていて、その感覚はまっとうだと思いました。この記事では、使える制度・使えない制度・申請前に知っておきたいことを、公式資料だけをもとに整理します。
- 今使える制度:持続化補助金(第20回)は11月5日受付開始。ウェブ関連費は30万円まで。
- 使えない制度:県の販促ツール補助金は今年度の募集が見当たらず、デジタル化・AI導入補助金はHP制作が対象外。
- 申請前に:補助金は後払い。採択は約半分なので、通らなくても進める計画かで判断を。
もくじ
和歌山で今使えるHP補助金
ホームページ制作費に使えるのは、現時点では持続化補助金が中心です。和歌山市の補助金は、ネットショップを初めて作る場合に限られます。
小規模事業者持続化補助金(第20回)
販路開拓(新しいお客様を増やす取り組み)にかかる費用の3分の2、最大50万円を補助する国の制度です。第20回は2026年11月5日に申請受付開始、12月15日17時締切。商工会議所に「事業支援計画書」を出してもらう必要があり、その受付は12月4日までです。
注意点は3つあります。ホームページなどの「ウェブサイト関連費」は補助額30万円までになったこと。ウェブサイト関連費だけでは申請できず、チラシや看板、展示会出展など他の販路開拓の経費と組み合わせる必要があること。そして、コンサルティングや助言の費用は対象外なので、顧問料のような継続的な相談費用には使えないことです。詳しくは持続化補助金(商工会議所地区)の公式サイトと第20回の公募要領(PDF)で確認できます。
和歌山市ビジネスチャンス創出支援補助金
ホームページ制作は対象外です。ただ、自社製品を売るために初めて自社ネットショップを開いたり、モール型ECに出店したりする場合は、経費の2分の1・上限30万円の補助があります(経費20万円以上、すでにECを持っている場合は対象外)。申請は事業に着手する前に必要で、期限は2027年1月29日まで(予算に達し次第終了)。細かい条件は和歌山市の公式ページの要綱で確認してください。

HP制作に使えない補助金
「ホームページに使える」と紹介されがちでも、2026年度に使えない制度が2つあります。
和歌山県の販促ツール作成支援補助金
以前この記事で紹介していた県の補助金(2分の1・上限50万円)です。確認できた最後の募集は令和5年度で、令和8年度(2026年度)の募集案内は見つかっていません。古い情報を見て問い合わせてくださった方がいたら、申し訳ありません。
デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)
業務の効率化ツールが対象で、ホームページ制作は対象外です。ITツール登録要領(PDF)でも、ホームページ制作やホームページと同様の仕組みのものは登録対象外とされています。
補助金を使う前に知ること
お客様と話していて一番多い誤解は「先にお金を払わなくていい」というものです。補助金は、使ったお金に対してあとから事務局からお金が戻ってくる仕組みです。
お金は先に全額払う
たとえば75万円の事業なら、まず75万円を自分で支払い、事業が終わって報告書を出したあとに最大50万円が振り込まれます。入金までは数か月以上かかるので、その間のお金を用意できるかを最初に確認してください。僕はこのことを、補助金の相談を受けるたびに毎回伝えています。
採択はおよそ半分
直近の第18回・第19回は、どちらも採択率が5割弱でした。だから僕は、「補助金が通ったら作る」より、「作る理由がはっきりしていて、通ればありがたい」くらいの順番をおすすめしています。不採択でも進めるのか、そのときは規模を小さくするのかを、先に決めておくと迷いません。
和歌山のHP補助金に関するよくある質問(FAQ)
Q. ホームページの制作費だけで持続化補助金に申請できますか?
A. できません。ウェブサイト関連費だけの申請は不可なので、チラシや看板、展示会出展など他の販路開拓の経費と組み合わせる必要があります。
Q. 補助金は先にもらえますか?
A. もらえません。先に自分で全額を支払い、事業の報告をしたあとに補助分が振り込まれる後払いです。
Q. Webコンサルの顧問料に補助金は使えますか?
A. 持続化補助金では、コンサルティングや助言の費用は対象外です。
まずは今日、自分の計画が「ホームページだけ」なのか「ほかの販路開拓と組み合わせられるか」を書き出してみてください。それだけで、持続化補助金が候補になるかどうかがわかります。申請書づくりの相談は、和歌山ならよろず支援拠点や商工会議所が頼りになります。そのうえで、ホームページの中身や費用感で迷ったら、Aster Workのホームページ制作の料金・プランを見てみてください。依頼前に確認したいことは和歌山でホームページ制作を依頼する前に知っておきたいことにもまとめています。補助金を使うかどうかも含めて相談したい方は、お問い合わせからどうぞ。
作成:Shota Nakahata


